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さっきよりも目をギラギラと光らせた雄一。
「ちょっと腰浮かせて?
あ、手は止めずにな。」
目をギラギラさせた雄一は
いつものヘタレな表情はない。
だから誰も止められない。
てゆーか、止める必要がないんだけど。
嫌と思っても「雄一が喜ぶかな?」て思うと好きになっちゃう。
「ん、んぅ
い、いだああああああー!」
…でも、一気に2本指を突っ込むのはやめろ。
裂けるだろーが、ばか。
痛みに思わず顔をしかめて、眉間に皺がよる。
「痛かった?
でも、気持ちいでしょ?」
雄一はそう言うと
くるりくるりと指を回しながらどんどん奥まで侵入させた。
すると段々滑りが悪くなるから、その度に雄一は指を引き抜きペロッと舐める。
そして
ねちゃねちゃと卑猥な音をたてながら指はさらに奥へ奥へと進み…。
「あっ…やぁっ!」
…前立腺。
俺の1番好きなとこ。
でもここに雄一の指が触れるだけで、お尻がもっと疼いて雄一が欲しくて堪らなくなると同時に頭が真っ白になる。
「…だめぇ…ゆ、いちぃ…んっ、い…きそぉ…。」
「え、ダメ。」
欲しくて欲しくて堪らないのに、雄一は意地悪する。
先走りをタラタラと流してもう限界を訴えている自身の根本をきゅっと握る。
「いやあ!」
イきたくてもイけない。
1番それがつらい。
「竜也、つらい?イきたい?」
雄一の問い掛けに涙をぽろぽろ流しながらも必死に頷く。
「…そっか。じゃあ…。」
「あ、あのね!」
雄一の言いたい事くらい解る。
いつも言葉攻めに弱い俺に
意地っ張りな俺に
誘わせ様としてるだけでしょ?
「今日は…雄一がご主人様になってほしいの。
もう何してもいーから、俺を満たして?
俺を雄一の事だけしか考えられなくして?
ぐふ、俺淫乱でしょ?
だってさ、雄一といるといつも
お尻が疼いてるもん。
…今日だって雄一がパソコンしてる時から疼いてたんだよ。
でね、雄一。
…こんな悪い子をお仕置きして?」
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