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恥じらいで真っ赤な顔を上げれば、ニヤリとした雄一の顔。
いつものヘタレ顔からは、思いつきもしないくずれた顔。
相変わらず鼻がでかくて、口元がにやけてる。
アイドル失格って思うけど、でも嬉しいんだ。
俺の前では「アイドル」じゃなくて「恋人」になってほしいから。
「また淫乱になったね。まぁ…これも俺が頑張った成果かな。」
意味のわかんない事を呟く雄一にむっとしていると、マジックを終えた手品師みたいな顔をした雄一に頬を摘まれた。
「…いひゃい。」
「ふふっ、可愛いやつ。誰もあんな事言ってくれるとは思わなかったなぁ。」
それから、「ご褒美ね」と言う雄一に期待して心臓がどくんと跳ねる。
じーと俺の自身を見ていると、「何期待してんの?」て笑われる。
「…しゅき。」
心に浮かんだ言葉を口にすると、雄一が照れた様に笑う。
「…知ってるから。」
そういうと雄一は根本を握っていた手を離した。
それから、穴の中の指をくるくると回す。
「だ…めぇ!んぅ…ゆ、いち…いっちゃっ…いっちゃあ…。」
「イッて?竜也。」
言うなりぴーんと自身を弾かれて。
「ひゃああー、もぉ…やあ!」
自然にいやいやという風に振ってしまう首。
そんな首筋に雄一にチュッとリップ音をたててキスをされた瞬間、ぷつっと張り詰めていたものが切れて白濁の液が飛び出した。
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