第11章

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テーブルに料理とパンが揃った。 『うわぁ、おいしそっ。食べよう。』 『はい。いただきます。』 『うん。この鶏肉、ハーブの香りがして、おいしい!!』 良かった。喜んでくれて、っと終始、様子を伺ってる自分。 『あっ、自己紹介、まだだったよね。私、佐々木絵里です。』 『わっ、私は、森咲子って言います。』 『森さんは、聡史とは、どういう関係なの?』 『えっ、あっ、あの…、とっ、友達です。』 『ふ~ん、友達ね。私は、聡史とは、家族も認めてる仲なの。 だから……。』 益田さんとの関係なんて聞かれても混乱したのに、家族も認めてるって何? もぉ、嫌だ……。 『ぷっ、あはっはははっ。』
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