第11章

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『えっ?』 『ごめん。ちょっと、からかっちゃいました。』 『……。』 『ごめんなさい。聡史兄ちゃんとは、家族同士で中が良くて。でも、お兄ちゃんみたいな存在なので安心して下さい。』 『そうなんですね。』 『森さんは、年いくつですか?』 『えっ、あぁ、24ですけど。』 『え~、タメですね。嬉しい。』 佐々木さんのペースで、会話が進んでいく。 『聡史兄ちゃんが、慌てて追い掛けて行ったから、気になってたんだよね。』 じっと、顔を見てくる。 『彼女かなって思ったんだけどな…。』
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