第11章

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『えっ、いやっ…。』 『森さんって、可愛いですね。』 『いやっ、もぉ、やめてください。』 『聡史兄ちゃん、かっこいいのに、ここずっと、彼女らしい人みなかったし…。』 あっ、このパンおいしいよっ。なんて、幸せそうな顔で食べている。 『聡史兄ちゃんの事なら、何でも教えちゃいますからっ。』 『あっ、ありがとう。』 佐々木さんの人見知りしない感じに、すごいなって思っていた。 でも、私の知らない益田さんが知れて嬉しいのと、ちょっと悔しかった…。
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