第13章

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『はい。ココア。』 ありがとうって受け取る。 熱いから気を付けてねって、部屋から出ていく。 私は、冷ましながら、少しずつ飲んだ。ミルクたっぷりでおいしいなって思った。 少しずつ、気持ちを整理していかなくちゃ。 私、変わりたいって願ってるはずだから…。 10分くらいして、真沙子が戻って来た。 私の隣に座った。 『どお?話せる?』 パチッとした目は、優しい目になり、ツヤッとした唇は、安らぎを与える口元になっている。
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