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『うん。大丈夫だよ。心配かけて、ごめんなさい。』
いいのって、横に顔を振る真沙子。
『私、益田さんが好き…。
抱き締められて、幸せ感じたし…。キスされて、とろけそうになって…。』
『うん。』
『でも、益田さんが、私を受け入れようってしてくれて、私も、益田さんを受け入れたい…、けど。』
『うん。』
『愛せるのか不安なのっ…。』
うっ、うぅぅ…、涙とともに声が漏れる。
今まで塗り替えてきた記憶が、ボロボロ剥がれていく…。
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