第14章

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益田さんの存在って不思議。 飲み会で会った時も、2人でじっくり話した訳じゃないし…。 でも、手を貸してくれた、あの一瞬が忘れられなかったなんて。 あの時、感じたんだ。 手のひらの感触が、心地好くて…。 父の手の温もりを思い出したっけな。 でも、2度目に触れた時、この人だからかもって…。 安心感が広がって、忘れられなかったのは、やっぱり……。 好きって 思い出させてくれた。  
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