第14章

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『ほらっ、投げるよ。』 何?えっ?投げる? 『咲子ちゃん。いくよっ。』 あ~って思いながら、丸い物体が緩やかなカーブを描いてる。 それを目で追いながら、手を伸ばす。 よっ、掴んだ。手を広げてみると、その物体は、みかんだった。 ふっ、おいしそう。 『ナイスキャッチだな。』 『はっ、はい。ありがとうございます。』 益田さんは、すでに目の前にいた。
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