最終章

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『うっ、その顔。反則。』 って言って、私の鼻を摘まんで、左右に動かしてる。 『うっ、わっ、やめてくだ…。』 頬が赤く染まっていくのを見て、ニヤニヤしつつ、面白がって、まだ、しつこくやっている。 私が、コップを持ってるから、あまり動けないからって、ずるいんだから…。 『もぉ、やめてよ。さっ、さとし。』 ニコッとして、離してくれた益田さん。 『こんなに嬉しいなんて、何回もやっちゃおうかなっ。』 『ダメです!!益田さん。』 あ~、もとに戻っちゃった…っと言いながら、キッチンの方へ歩いて行った。
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