最終章

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『好きだよ、咲子。』 私の首筋に顔を埋めながら言う。 『私もっ、好き。』 益田さんは、優しく首にキスをしながら、ブラウスのボタンを外し、ずらされ、あらわになった胸にキスを落とした。 こんなにも気持ちが、すべてが通じ合うって、 幸せな気持ちになるだなって思う。 不安だったけど、益田さんは、私を見ててくれる。 ちゃんと気持ちを伝えてくれる。 私も、素直になろう。 益田さんの前だったら、 素直な、ありのままの自分でいられるよね。  
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