最終章

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私は、顔を洗い、コップを持って、ソファーに座った。 自分の部屋じゃない場所で、くつろいでるなんて、何かくすぐったい感じ。 コップを持ち、一口飲んだ。 すると、肩にタオルを掛ながら、こっちに来る聡史。 『咲子。良く眠れた?』 『うん。聡史の体温が心地好くて…。』 『ぶっ、朝から、そんな事言っちゃうんだ。やっぱり、続き…。』 『もお、何でそうなるのよっ。』 私は、座るように聡史の手を引っ張った。
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