おまけ

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『よしっ、するか。』 『んっ?』 聡史が、先ほどの鞄から、茶色っぽい…、ん? 『グローブ!?』 『そう、キャッチボールしよう。』 聡史が、そう言うと、私にグローブを渡す。 『どうして……。』 私よりも先に立ち上がり、私の前に手のひらが降りてきた。 『ほらっ、掴んで。』 聡史の瞳に吸い込まれそうで、私は、手を伸ばしていた。  
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