おまけ

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『咲子。投げるよ。』 私は、頭が混乱しつつも、グローブをして、 『うん。いいよ。』 懐かしい光景が、今まさに起こってるなんて…。 ゆっくりカーブを描くボールを目で確認し、がっちりとグローブでキャッチした。 『さすが、成長してるなっ。』 『あの時は、初心者だったし…。』 『でも、転けた感じが、かわいかったんだけどな。』 『聡史のバカ…。』 あははは、頭をポリポリかいている。
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