第2章

10/14
前へ
/165ページ
次へ
『森さんらしいっ。ピッタリだよな。』 うっ、そんな事言われるとは、しかも、そんな笑顔で言われちゃうと、どんな顔をしたらいいんだろう…。 『あっ、でも、休み合って良かったよ。森さんは、休み何してるの?』 『休みは、最近暑いし、図書館に行くか…、家で模様替えしてるかな。』 『へぇ~、本好きなの?』 益田さんが、ますますキラキラした目で質問してくる。わぁ~、眩し過ぎるな。 『はい。買って読んだりもするんだけど、最近は図書館にいるのが落ち着くんです。』 『そっか、俺、図書館なんて学生以来行ってないな。』
/165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

307人が本棚に入れています
本棚に追加