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急に立ち上がった私に、ちょっとびっくりしてる益田さん。
『飲み物入れてきますっ!!』
背中に視線を感じながら、ドリンクバーの方へ歩く。
はぁ~、普通でいられない。こんなにドキドキしたの、いつぶりだろう…。いやっ、してないかも。
ずっと、逃げてきたかもしれないな。女友達といる方が楽だし…。
ふっと、真沙子の顔が浮かんだ。女は、恋しなくちゃって、飲み会誘ってくれた。
益田さんが言うように、キャラが違う私なのに、何かほっとけないって、気にかけてくれた真沙子。
あ~、会いたくなってきたな…。
あっ、こんな所で思いにふけってたら、駄目だ。
カルピスを持って戻ってきた私に、申し訳なさそうな顔をしてる益田さん。
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