第3章

2/12
前へ
/165ページ
次へ
うっ、うんんん~、良く寝たわぁって、目を開けた。 『ん?えっ……、はっ。』 タオルケットが掛かっていて、横で益田さんも寝ていた。 寝顔も素敵だな~って、違う。 寝てしまった…、最悪。 はっ、今何時? 鞄から携帯を取り出す。 えっ、10時過ぎ? 寝過ぎだろ!!私…。 ガタって音がして横を見ると、目を擦っている益田さん。 『あっ、起きた?おはよっ。』 固まってる私。この状況が上手く頭で処理できない…。 っと、ちっ、ちちかいよ!! 『森さん…?』 『すっ、すいません!!私、寝てしまって…。』 頭を深く下げた。 もぉ、見せる顔ないよ。この場から消えたい…。 益田さん、呆れてるだろうな。
/165ページ

最初のコメントを投稿しよう!

307人が本棚に入れています
本棚に追加