第1章

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あっ、スクロールしてる指が止まる。その名前に意識が集中してしまう。 益田さん…。 思わず画面を切り替えた。 はぁ~、溜め息が出てしまう。 何やってるんだろう…。 もう、嫌。 まだまだ、降り続く雨。 ざざっと音を立てながら、通り過ぎていく車。 携帯を鞄に閉まった。 とりあえず、傘を買おう。
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