第4章

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『あらっ、可哀想っ。はいっ。』 真沙子が手を伸ばした。ありがとって、益田さんが握手していた。 すると、何故か橘さんも、手を伸ばし、握手をしていた。 私は、カルピス酎ハイを飲みながら、変なのって思いながら、見ていた。 真沙子は、本当に幸せそうで、2人で1人みたいな、そんな感じたった。 ちょっと羨ましく思えるほどで、独り身の私には刺激が強いな。 でも、隣に益田さんいるんだよな。変な感じ。 『なぁ、咲子ちゃん、聞いてる?』 急に、頭に手をぽんって置くから、異常に飛び上がってしまった。 『『ぷっ、あはははっ…。』』 益田さん、真沙子と、そして橘さんまで笑っていた。 『いや~、噂通りで、感激だな。』 橘さんが、腕を組んで納得してる。違うでしょ!! もぉ、どうして普通でいられないんだろう…。
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