307人が本棚に入れています
本棚に追加
『咲子ちゃん、咲子ちゃん。』
体を揺らされ、名前を呼ばれている。ん~、まだ寝たいよ…。
それなのに、しつこなっ!!
『まだ、寝るの!!』
掛けてあるタオルケットを頭まで被った。
『ぷっ、怒った咲子ちゃんも、可愛いねっ。』
でもね、起きないと遅刻しちゃうしなって、ぶつぶつ言ってる益田さん。
『遅刻しちゃうよ。仕事!!』
んっ?仕事?やばい!!っと思い、カバッと起き上がった。
『あっ、仕事!!えっ?今何時?』
『大丈夫だよ。まだ、6時。』
『あ~、良かったぁ……。
ん?えっ?益田さん…?ここって!!』
とりあえず、水でも飲む?って、キッチンの方へ歩いて行った。
最初のコメントを投稿しよう!