第5章

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『咲子ちゃん、咲子ちゃん。』 体を揺らされ、名前を呼ばれている。ん~、まだ寝たいよ…。 それなのに、しつこなっ!! 『まだ、寝るの!!』 掛けてあるタオルケットを頭まで被った。 『ぷっ、怒った咲子ちゃんも、可愛いねっ。』 でもね、起きないと遅刻しちゃうしなって、ぶつぶつ言ってる益田さん。 『遅刻しちゃうよ。仕事!!』 んっ?仕事?やばい!!っと思い、カバッと起き上がった。 『あっ、仕事!!えっ?今何時?』 『大丈夫だよ。まだ、6時。』 『あ~、良かったぁ……。 ん?えっ?益田さん…?ここって!!』 とりあえず、水でも飲む?って、キッチンの方へ歩いて行った。
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