第6章

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『わぁ~、きれいっ。』 橋から見る桜は、とても綺麗。 川沿いに何十本と桜の木があり、よく父と来ていた。 桜の咲く季節に産まれたから、綺麗な花を咲かせるように輝いて欲しいって、いつもこの時期になると教えてくれた父。 一度、キャッチーボールがしたいとお願いしたことがあった。 でも、女の子なんだから、無理することないって言った。 『やりたかったのにな……。』 1人じゃ出来ないな。どうしよう。
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