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しばらくすると、涼が席替えするって言い出した。
くじ引きの結果、森さんの横に座る事になった。
ちょっと嬉しかった。妹みたいにな感覚なんだろうなって思っていた。
立ったまま、座ろうとしない森さん。飲み物を握り締めて、動かない。
『座れる?飲み物、持ってあげよか?』
『あっ、ありがとうございます。』
ちょっと顔を赤くしてる森さんが可愛くて、なんか新鮮な感じがした。
ようやく座れた森さんは、やや俯き気味で、食べ物たべていた。
前にいる男に話かけられ、しどろもどろになりながらも、頑張って答えていた。
俺も、ちょこちょこ会話に参加しつつ、森さんの事を知った。
すると、その前の男とバスケ話になり、涼たちも誘ってやりましょうよって話まで発展した。
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