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『絵里。わるいっ。』
俺は、咲子ちゃんを必死に追い掛けた。
エスカレーターを駆け降り、店を出た。
だけど、咲子ちゃんの姿はなかった。
なぜ、泣いていたのだろう…。
何か悲しい事でもあったんだろか。後味の悪い別れた方をしてから、ずっと気にしていた。
一度、電話をしたが、出てもらえなかったし…。
かかってくるの待つしかなかった。
初めて会った時から、時間が経ちすぎて……。
咲子ちゃんの前では、余裕すらない。
あまりにも変わらない咲子ちゃん。
本当に参るよ。
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