第1章

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『えっ?』 『だって、さっき電話くれたよな?』 『さっ、さっきですか!!』 『うん、森さんが電話くれるの初めてだし、こんな時間だし…。 何かあったのかなって。』 『えっ、あ~、あのっ、何もないです。っていうか…。』 頭が混乱してる…。だって、掛けてない!!掛けてないもん!! よね…? 『そっかぁ、ならいいんだけどさ… 。いやっ、気付くの遅かったし、正直、ちょっとびっくりして…。』 ですよねぇ~っていうか私の方がびっくりしてますよっ!! 『あの~、すいません…。 私…、いやっ、ご迷惑かけてしまって、っていうか…。』
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