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私は、机を台ふきで拭きながら……。
隣で笑ってる益田さんしか知らなかったのに、2人でご飯食べたり、いろんな話したり、夢のようだな…。
それに、心配して追いかけてきてくれるなんて、嬉しいな。
『咲子ちゃん、聞こえてる?』
『はっはい?』
『ぷっ、可愛いっ。あっ、これをどこに置いたらいい?』
あっ、それは、ここに置いて下さいって言うと、ありがとうって、テキパキと動いてる。
台ふきを洗おうとすると、やるよって、パッと台ふきを取る益田さん。
『後は、やるからっ。座っててよ、咲子ちゃん。』
あまりにも手際がいい益田さん。ちょっと甘えようかな。
『ありがとうございます。じゃあ、ゆっくりさせてもらいますね。』
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