第10章

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『咲子ちゃん、好きだよっ。』 涙目の私を何秒か見て、微笑んだ。 そして、甘いキス…。 っと、携帯が鳴った。 でも、キスが止まらず…。 それでも、携帯が鳴り続けている。 『益田さんっ、出た方が…。』 私は、両手で益田さんの体を押し上げた。 『えっ?大丈夫だよ。ほらっ、切れたし。』 その笑顔、ずるいです。
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