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少し落ち着いてきたため、顔を向けると話題が振られたためそっちに集中。
乗り始めが危ないだけで、あとは大丈夫なのでその後は雑談で楽しく過ごした。
直紀くんが「また明日!」と降りていき、
孝くんもまもなく「じゃ!」と降りていってバスの中は人がまばらになった。
あ、コロニーのこと言ってない。
それを思い出して、大和兄ちゃんに話すと滅多に驚かないお兄ちゃんがものすごく驚いていた。
バスを降りても色々聞いてくるので、私も困惑。
「なんでそんなに驚くの?」と聞くと、
「いや、引っ込み思案なお前がよく立候補したなと。母さんや兄貴に知らせないとな。」と笑顔で言ってきた。
いつもは友達みたいなお兄ちゃんが、久しぶりに兄の顔になっていて少し面白かった。
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