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「止めとけっ!!遅刻するぞ!」
雅樹が止める。
「うるせぇ!!」
仁が叫ぶ。
テメェの方がうるせぇよ……
「喧嘩売っても負けるならよぉ、諦めな!!」
俺は教室に入りてぇんだよ!!
「旬!止めとけ!!」
雅樹は止めようとするが……
「消えろ!!」
仁は雅樹を殴る。
「そいつは俺のダチなんだわ……」
俺は頭に来た!!
「だったらよぉ、敵取れやぁ!!」
仁が殴りかかってきた。
俺は間一髪避けたが、蹴りは避けれなかった。
「うっ!!」
俺は横腹を抑える。
痛てぇ……
その後、仁のパンチも受けた。
どうしたんだよ、俺は……
「旬!もう始まってんだ!!本気でやっちまえ!」
雅樹が叫ぶ…
あぁ…なんかいつもと違うなぁ……。
いつもなら殴られる前にやっちまうのになぁ……。
その間にも仁のパンチや蹴りを受ける。
「負けか……」
俺は弱音をはいた。
「弱音はくなんて、どうしちまったんだよ!?」
雅樹……お前には言われたくない……。
俺は仁を殴る。
「ガッ!!」
仁は声にならないような声をあげた。
俺は仁が倒れたスキを見捨てなかった。
仁の顔面を蹴り上げる。
「チッ」
俺は舌打ちした……
いつも通りにいかない…。
日常か…意識しないけど大事だよな。
俺と雅樹は教室に入る。
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