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そこは全体的に地味な内装だった。
素材は主に石と木でできており、必要最低限の物しか置かれておらず、余計な飾りは一切なかった。
ここは集会酒場というハンター達にとってとても重要なところで、主にここで食事を食べ、酒を飲みながら他のハンターとパーティーを組んだり情報交換をする。
普段なら常に騒がしい雰囲気のはずのここが、やけに静まり返っていた。
皆の視線が一点に集まる。その視線の先には……
バクバクッムシャムシャガツガツ……ゴクンッ、バクバク…
一人の男がものすごい速さで飯にかぶりついていた。
('A`)「しかし、何回見てもすげーな。」
(´・ω・`)「こんなに食っててよく腹こわさないねぇ」
( ^ω^)「うんめ~!!ウエイトレスさん、キングターキーと霜降りトマトのサラダ追加でおねがいしますお!」
('A`)「ちょwwまだ頼むのかよwww」
( ^ω^)「うるせーお!大剣を振り回すのには体力がいるからこんくらい食わないと体がもたないお。」
(´・ω・`)「ならもっと軽い武器使えよ。なんでわざわざ最重量級の大剣なんか使ってんのさ?」
( ^ω^)「大剣は男の浪漫だお!あの巨大な刀身から繰り出される豪快な一撃は他の武器を圧倒する魅力!大剣こそ最強の武器だお!」
('A`)「甘いな、ブーン。」
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