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( ゚ω゚)(あ………ブーンの人生オワタ)
突如、雪山に飛来したのは原始的な風貌で轟竜の異名をもつ飛竜種のモンスター、ティガレックス。
飛竜種の中でも一二を争う狂暴な個体で、縄張りに入ったものには容赦無く襲い掛かる。
しかもこれほどの強いものになると、上位クラスのハンターですら万全の準備を整えてようやく倒せるかどうかなので何の準備もせず、更に消耗しているブーンにとっては勝ち目は無いに等しい。
(;^ω^)「こんな大物見たこともないお…」
ガアアァアァァァァ!!!
ティガレックスが物凄い勢いで突進してきた。
ブーンは、ギリギリのタイミングでなんとかガードする。
(;^ω^)「くっ、凄い衝撃だお。…まともに喰らったら終わりだお…!」
ブーンはとりあえず命を守ることを最優先し、下手な刺激を加えず、逃げるようとした。
( ^ω^)「やり合っても勝ち目は0だお!ひとまず逃げ…」
ブーンの足元にに巨大な影が見える。
頭上を見上げると雪の塊がブーンを目掛けて飛んできた。
( ゚ω゚)「うわあああああ!!」
ブーンは力の限り前方に身を投げ出す。
巨大な雪玉は0、5秒前にブーンがいた地点で砕け散った。あそこで飛ばなければはまともに潰されていたと思うと背筋が凍りつく。
起き上がると、逃がさんとばかりにティガレックスが回り込みブーンを睨みつける。
(;^ω^)「首を……括るしかないお。」
ブーンは首ではなく腹を括り、背中のザンシュトウ雛を抜く。
グガアアァアァァァァ!!!
再びティガレックスが突進してくる。
( ^ω^)「一度見た動きだお!」
ブーンは突進を避け、ティガレックスにカウンターの一撃を入れる。
剣が弾かれるかとも思ったが、ザンシュトウ雛はティガレックスの後ろ足に確かに傷をつけた。
( ^ω^)「よし、相手の肉質はそこまで硬くないお!……もしかしたら、イケるかもだお!」
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