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「ふぅ~!今日はまあまあだったな・・。」
そう呟くと、椅子へと座り銃を机の上に置き、分解し始める若き自衛官の姿があった。
名前は、雑賀 真一(さいが しんいち)21歳。
階級は陸士長。
陸上自衛隊特殊作戦郡に所属し、ポジションはアサルト(前衛)を勤める隊の新人である。
特殊作戦郡とは防衛省直轄の部隊で、全てのカテゴリーに特化した戦闘のエキスパート部隊である。
そんな特殊作戦郡に所属する雑賀は、新人で有りながら射撃の腕はトップであり、隊の先輩からは、(若さ故の過ち)っと冷やかされるが、本人は気にしてはいない様子であった。
そんな中、銃を磨く雑賀の横の席に座る自衛官の姿。
「いよ!今日も絶好調だな!雑賀」
「東郷2曹。ありがとうございます。」
雑賀の横の席に座る東郷2曹こと、東郷 俊(とうごう しゅん)31歳
階級は2等陸曹。
雑賀の良き先輩であり、ポジションはスナイパー(後衛支援)を勤め、隊雄一の狙撃手である。
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