ー終わりと始まりー

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「・・・ってわけだから。 じゃあ授業はここまで。 号令!」 「起立。注目。 礼。」 日直が4時限目終了の合図といえる号令をした 「はぁ~ やっと終わったか!! 雅信~昼にしようぜ」 ある男子校生が声をかける 「、、、、、おぅ。」 「おぃおぃ! 元気ねぇなぁ」 「、、、いつもの事だろ 大和。」 元気のない高校2年生ーー雅信が答える雅信は170くらいの身長で特徴のないごく普通の高校生だ 「まぁ お前は勉強もトップ10にはいるし運動もそこそこできてスゲーよなぁ」 「、、、んなことねぇよ」 そんな会話の中、平和な時間が奪われた --ひとつの放送により キーン コーン カーン コーン 《ハロハロー!!小学生から高校生のみなさん!!!!!! 私は死神でぇ~す!今から全学校ーーいや、神無町全体といえばいいかな? まぁどっちでもいいか!てわけで神無町は私がジャックしちゃいましたぁ~!!!!》 「!?」 「なにこれ!!」 「いたずら??」 「ジャック!?」 「だれだ!?」 「どういう事だ!?!?!?」 学校中が一瞬でざわざわとした空気になる 《ハイハイ!! 騒がないでくださ~い!! 今から【DEATH GAME】を始めます!!》 死神と名乗るものが軽やかに言う 「、、、、、【DEATH GAME】だと?」 雅信は立ち上がる 《ルールは簡単!! 私の出す命令を13日間従うこと! 命令は1日に最大で2回だからね!! あとこの町から出てはダメ!!神無町の外と連絡をとるのもいけないよぉ!! ルールを破ったものには罰を与えるから!! そしてこれは小学生から高校生対象だから。 そこを忘れないでね!? じゃあ命令1は10分後に!!!》 --ブツンッ 放送がきれ 学校は5秒間静寂がうまれた 「、、、、、なんだよこれ」 「小学生から高校生対象?」 「しかも命令だと??」 沈黙が生まれる 「そ そうだ!警察に連絡しよう」 ある男子が携帯をポケットからとり警察にかけようとした ―一瞬でその男は心臓を抑え倒れた― そう ほんの一瞬だった クラス全員がホッとしたほんの0,2秒におこった
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