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心壊ドール
いつの間にか踏み込んだ 暗闇の中
目指してたモノや憧れ
渇望感に満たされた道の先は
欲求を得るためだけの満足感に支配され
曖昧に霞んでいた
逸らさないで 逸らさないで
焼き付けた渇望の先は
目的よりも 常識に囚われた檻
扉は開いたまま
たどり着く先は 黒より深い闇
知らずに駆け抜けた
常識という壁に覆われた檻の中
望んでいた夢や未来
失望感に支配された思考と目線
その先には―‐‐
同情を得るためだけの感傷感に満たされた
無機質な人間のたまり場
霞んだ未来はもう
その瞳には映らない
外さないで 外さないで
常識に囚われた思考の先は
目的よりも 染まる事を選んだ
まぶたは開いたまま
常識に染まり 温度のない笑みを浮かべた人形
遥かに繋がっている光景
偽って 諦めて
平坦な道を選んだ 足は
自責感を抱いた 自分の影に捕まれた
流さないで 流さないで
常識に奪われた目的の先は
エゴに押し潰された希望の溜まり場
ねぇ 生きる事を辞めて
ただ動く事を選んだ
その足は
もう 自分のじゃない
人形の足
逸らさないで 逸らさないで
焼き付けた絶望の先は
常識よりも 終わりに支配された世界
空は仰げないまま
たどり着いた先は 鈍い音の響く赤い景色
常識が決めた結末 受け入れた人形
常識という壁に覆われた檻
今もなお 無機質な人形が 繋がり
黒の奥へと 歩みを進める
エゴの下には 赤く染まった希望
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