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「待ってよっ!!一体僕の何がいけなかったの!?言ってくれたら直すからっ!!お願いだから・・・・・・」
場所は小学校の屋上。
一人の少年は叫んでいた。柵の向こう側にいる少女に・・・・・・。
黒髪をポニーテールのように束ねている少女は、優しく微笑んで呟く。
「悪いところなんてないよ・・・・・・。ただもう疲れたの。私はたくさんいる中の一人じゃなくて、君の・・・・・・勇くんの一番でいたかったな」
そう言って涙を流しながら言い終えると、少女の姿はそこにはなくドサッという音だけを辺りに残した。
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