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周りは暗く所々に青いライトアップが施されていて巨大なタッチパネルのテーブルのある会議室の一室｡
頻度は少ないけれど定期的に行われている総会議が行われようとしていた。
｢では、これから総会議を始める。
まず何か報告がある者はいないか?
いたら挙手してくれ。
…
…
……居ないようだな｡
では、総帝から何かお話はありますか?｣
総帝という言葉を聞いて今まで以上に空気が重くなったのをその場にいた全員が感じとっていた。
その空気の重さに耐えきれずに咳き込む人がでてきてもおかしくないぐらいだった。
すると総帝と呼ばれた人が重たい口を開いた。
｢ＷＦＢ組織について誰か最近の情報を持っていないかのう～?
私の知っている限りではここ数ヵ月は全く動いていないように感じるのだが皆はどう思う｡｣
とても大きな椅子に腰かけて長い髭を自慢そうに触りながら話し出した。
｢1つだけ気になっていることがあるんだがいいか？｣
｢何じゃ?申してみんか！｣
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