ドンドンドドドン!!

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なんでや!? 神様私なんか悪いことでもしたんか!? 嗚呼3人がこっち来よる!! 今日もキラッキラやなぁ… あれ?私だんだん霞んでへん? 嗚呼あれか、 3人の前に私みたいな凡人は姿を見せるのさえ烏滸がましいと。 了解。承知した。 「あ、篤子ちゃん」 ぴょえぇえぇぇぇえ!!!?? なっ…何で話掛けるんや!? 「おはよっ」 ニコリと笑って、可愛いぷっくりとした唇を動かして紡がれた言葉は私への挨拶…っ!! 「おおおおおおはよおおおおおっっっっっ!!!!!!!!!!」 ガタガタガタンッ と椅子を蹴散らして教室を飛び出す。 「え!?篤子ちゃん!?」 可愛い可愛い遥香ちゃんの声を聞きながら… 「どーしたのかな…篤子ちゃん」 「凄いどもり様やったなぁ」 「謙也みたいやな」 「どーゆー意味やねんコラ!?」 「まんまの意味やんか」 「俺はどもらへんわ」 「謙也ー(笑)」 ぎゅっ 「うううううううわぁなな何しとんねんははは遥香ぁ!!!!!???」 「抱き着いてるだけだけど?」 「どもってるでヘタレスター」 「ヘタレスターちゃうわ!!」 「やーいヘタレー」 「遥香ぁああぁ!?つかお前らええ加減にせんと俺切れるで!?」 「きゃー謙也恐ーい(棒読み)」 「許してーなー(棒読み)」 「お前ら俺をバカにしよってからに─────っ!!!」 (クラス全員) 『(あぁ…和むなぁ…っ)』
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