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俺『俺は…大学へ行こうと思う。』
亮『へぇ?』
亮也が興味津々に聞いてきた。予想外だったのだろうか?
俺『予想外だったか?』
亮『あっ…いや、ビックリしただけだ!それより祐輔は大学行って何したいんだ?』
これも既に考えていた。
俺『俺は大学行って心理学を学びたいんだ!
大学行きながらバイトして金貯めてギリシャのアテネ神殿行くんだ!
それが俺の夢!』
そう俺は中学に入った頃から思ってた夢…ギリシャのアテネ神殿に行きたい。
ギリシャだけじゃなく世界中を旅したい。
そう思ってた。
亮『ハハハ。そっかそっか!』
亮也は笑いながら言った。
バカにしてるのか?
俺『亮也、俺をけなしてるのか?』
亮『いや違う違う。
そうじゃなくて、もうお前と出会って15年になる。
人とあまり関わらない奴がギリシャ…外に出たいって言ってる。
長年の友として実に喜ばしいことだ!』
なんだそうだったのか…ちゃんと見てくれてたんだなぁ、とシミジミ思う。
だけど1つだけ気に入らない所があった
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