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あたしは初日の部活を終え、R陣と帰路についていた。
なんやかんやで部活を終えたけど…、あたしはなんで気づかなかったんだろうな…。
あたしは2011年の日本いたんだよね!?
なんでアニメの世界に来ちゃったの!?
すごい不思議…。
いや、ね、まぁあたしは立海のみんなを愛してる訳っすよ。
だから来れたのに越したことはないんだよ。
でもね……、あたし、学校どうしよう……。
こう見えてあたしは九九もまともに言えない訳。
だから立海に入るにもぜっっったい無理!!!!
そんなことで頭がいっぱいになってるなか、あたしはいつのまにか赤也くんと二人きりになっていた。
赤也くんは俯きながら歩いていた。
でも……、あんなに大好きな赤也くんと一緒に帰れるって嬉しいな……。
赤「あ…、あの月島先輩」
南「は、はい?」
いきなり話し掛けられたから思わず声が裏返った。
赤也くんはあのアニメの中と同じ笑顔で笑ってくれた。
赤「声裏返ったっすね!!」
緊張がほぐれ、あたしも一緒に笑った。
南「あはは!!!恥ずかしいな!!」
それから赤也くんとたわいない会話をしながらあたしと赤也くんは別れた。
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