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「に…いちゃ…ん」
ん…?遠くから声が聞こえる…
何て言ってるのか聞こえない…
「お…にい…ちゃっ…てば」
駄目だ…全然聞こえねぇよ頼むからもっと大きな声を出してくれ…
「起きろ!バカ兄貴ー!!」
ドガッ!
「ぐぉ!何しやがる!」
寝起き所か睡眠中に腹に肘打ちを極められ俺は飛び起きた
「何しやがるじゃないよ!19時には起こせって言ったから起こしてあげたのにぃ」
「あぁ…そうだったな悪りぃ」
「お兄ちゃんが起きないせいで今45分なんだからね!」
「はっ…?45分って何時?」
「19時に決まってるじゃない!」
家から学校まで約30分…
「遅刻じゃねぇーかよ(笑)」
「いいんじゃないの?(笑)」
「それもそうだな(笑)どうせ大した用事でもねぇし」
1分の遅刻も10分の遅刻も遅刻に変わりない
どうせなら盛大に遅れとくか
俺は20時まで家でノンビリ過ごした
「んじゃ行ってくるか!」
「どこ行くのぉ?」
「近所のトモダチを叩き潰して来るよ」
「?良く解んないけど頑張ってね!」
「おう!」
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