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「ま…だ…だ……」
俺は柘斗の脚を掴んだ
「かぁ~熱血タイプってヤツかぁ?あぁヤダねぇ暑苦しくて敵わねぇよ」
「うるせぇ!お前なんかに負けられるかよっ!!」
俺は柘斗の脚を思い切り引っ張った
「うぉわっ!」
不意に脚を引っ張られ柘斗が尻餅を着いた
俺はすかさず立ち上がり柘斗の顔めがけて蹴りを放った
「―っ!やってくれるじゃねぇか!」
俺の渾身の蹴りはクロスガードで防がれた
腹に蹴り込まれたダメージが予想以上にでかい…
次で決めねぇと…もう立ってらんねぇよ…
「どうしたよ充?お前フラフラしてるぜ?カッコつけて立ったは良いが、もう限界かぁ?」
「んな訳…あるかよ…てめぇこそフェイントとは汚ねぇ手ぇ使うじゃねぇ…か真っ直ぐ突っ込んで来てた昔のお前の方が強ぇな」
「そうかよ、フラフラのお前に最後に見せてやるよお前が言う昔の俺ってヤツを!!」
柘斗がかなりの速度で俺めがけて突っ込んで来る…
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