24人が本棚に入れています
本棚に追加
「簡単に言えば相手の得意分野で決闘するって訳なんだよ」
「つまり…相手がケンカが得意とか言いやがったらケンカで決闘って訳か?」
「ケンカが得意はありえないと思うけどつまりはそう言うことだね」
なるほど挑戦者側が多少なりと不利になるってワケか…
「リア充 ブレイカーってのは誰でもやれんのか?」
「それすら知らないとは…驚きだよ…」
「悪かったな…んでどうすりゃいいんだよ」
「これだよ、これ」
光美が自分の胸を指差して言ってきた
「はぁ?女になれってか?」
「違うよ!このバッジだよ!」
「バッジ…?」
良く見ると光美の右胸部分に「非」と書かれた丸いバッジが引っ付いている
「これがリア充ブレイカーの証、非リアバッジだよ!」
「なるほどな、その不名誉なバッジを常に身に付けとくワケか…ってお前もリア充ブレイカーなのか!?」
「ん?知らなかった?リア充ブレイカーは成績によっては色んな特権を貰えるからね」
「あぶねぇ女だ…」
「バッジは役所で申請したらもらえるから明日行ってきなよ」
「解った…そうするわ…」
最初のコメントを投稿しよう!