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学校も放課となり俺は昨日の光美の言葉通り役所に向かう事にした
「リア充ブレイカーか…今更悩むのも何だけどやるべきなのかねぇ…?」
ハッキリ言うとまた新たな出会いを期待していると言う甘さもあった
「むーたんはどこにいきたいでちゅかぁ~?」
悩みながら歩いていたら正面から気色の悪い男の声が聞こえた
「むーたんはでちゅねぇたーくんがいるとこならどこでもいいでちゅよ~❤」
「ケッ2人揃って地獄にでも落ちやがれってんだよ」
小声で悪態をつきながらキモップルを通りすぎようとしたが―――
「あっー!充じゃん!何やってんだよ一人でさ!?」
――男の声で呼び止められてしまった
俺は面倒だが声の主の方を見やった
「げっ…柘斗じゃねぇか…」
「げっって何だよぉ!俺たちトモダチじゃねぇかぁ」
この馴れ馴れしいバカは、木藻乙 柘斗(きもおたくと)、トモダチだとかほざいてるがトモダチでは断じてない、勝手にこいつが言ってるだけだ
「何の用なんだよ…用がないなら放っといてくれないか?」
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