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その日、この物語の主人公である柿崎朋は普通に道を歩いていた。
「普通て…まぁ特に何も無かったバイトの帰りだけれども」
説明しよう!
このナレーション的な部分にツッコミを入れる女の子が主人公の柿崎朋だ!
「いや冒頭で説明してるからむしろ冒頭の文章いらなくない?」
道を歩きながら一人でツッコミを入れているが誰と喋ってるのか周りの人には一切わからないのでなんだか痛い人居ますよ視線を浴びる主人公柿崎朋。
世間の冷たい風に負けるな!!主人公柿崎朋!!
ファイトだ!!主人公柿崎朋!!
電波系でも不思議ちゃんでもいいじゃないか!!人間だもの!!
「…いい加減に話進めてくれないと私ますます電波求めてると勘違いされるんだけど」
あらぬ方角(多分上の方)を睨みつける主人公柿崎朋。
「その主人公てのも取って早く次行くよ」
流石主人公らしくこの場を仕切り始めたので次に進むのである。
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