ずっと好きだった君へ最後のラブレター

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153 : ◆m2dLb3zhoU:[sage]2010/06/27(日) 14:44:48.04 ID:1yz4nv2o 母親の号令で彼女を招いての食事会が始まる 俺が彼女の家に行った時のように、母親が彼女に一方的に質問攻め 彼女もあの時の俺と同じようにタジタジになっている そんな彼女を見ながらニヤニヤする親父 俺の両親も彼女の事を気に入ってくれたようだ 酒も入ってだんだん和気藹々とした雰囲気になっていく 雰囲気もいいところで、俺は彼女も知らない俺の思惑を発表する 俺「実は、家買おうと思っているんだけど   中古の物件で築30年だけどさ。外観見る限り結構良い家だと思うんだ   親とは竈は別にしようと思ってるし、賃貸に入って月に4~5万くらい払うなら   同じ額でローン組んでも5年で払えるくらいの値段の家なんだ」 都会の人には解らないかもしれないが この辺は田舎で土地の値段が坪当り2万ちょっとくらいで70坪あっても150万位、築30年の家が大きさにもよるが50万位で買える   合計しても200万くらい 彼女「いきなり家?新婚早々借金もなんか嫌だなぁ」 彼女は昔お金に苦労した事があったのは知っている だけど無計画に借金する訳じゃない 賃貸のアパートとかマンションに入るくらいなら5年で借金払い終わったら本当の自宅になる 車買うのとたいした変わらない位で家と土地が手に入る そんな事を力説して何とか彼女も納得してくれたみたいだった 俺「それで明日その家見に行こうと思ってるんだけどさ   ってゆうか不動産屋さんと現地で明日の朝九時くらいに待ち合わせしてるんだけど」 彼女「まぁ仕方ないね。見るだけ見に行こうかな    まだ買うって決めたわけじゃないいんでしょ?」 俺「持ち家は、男のロマンだよ。一国一城の主ww   絶対気に入ると思うんだけどなww」 とりあえず次の日その家を彼女と見に行く事が決まった
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