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154 : ◆m2dLb3zhoU:[sage]2010/06/27(日) 15:25:58.81 ID:1yz4nv2o
次の日の朝、彼女を助手席に乗せてその家を見に行く
彼女はあんまり家の購入は賛成しているようではない
待ち合わせの物件の前に車を止める
彼女「ここって?!」
俺「うんwwそうだよww」
彼女「なんで?」
俺「なかなか良い家だろ?」
彼女「そうゆう事じゃなくて・・・」
俺「この前ここを通かかった時に売りに出されてるのが目に留まってね
不動産屋に電話したら手ごろな値段だったからさ」
彼女「だから、そうゆう事じゃなくて」
俺「・・・そうだよ。この家12年前に君が出て行った家だよ
君が生まれて18まで育った家
君と君の家族の思い出がいっぱい詰まった家
あの時はお父さんの事情で出ていかなくちゃなんなかったけどさ
君はこの家に嫌な思い出もあるかもしれないけど
今度はこの家で君とたくさん楽しい思い出でいっぱいにしたいんだ」
彼女「私の家・・・私が生まれ育った家・・・
買い戻してくれるの?」
俺「うんww君さえよければ」
ここまで書いたら君=彼女って解るよね
一年前の桜の咲く時期に車の中で山崎まさよしの曲聞いて
君に再会出来たら好きって伝えようと思っていて
俺と君がジンギスカン臭い桜の咲く公園で奇跡的に再会して
いざ伝えようと思ったけど君に彼氏とか旦那さんとか居るかもしれないと思うとずっと言えなくて
でも今はいろいろあったけど君は俺の嫁になる人
ずっと好きだった人
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