42人が本棚に入れています
本棚に追加
/132ページ
☆1話
クラス替えをして同じクラスになった9人。
池田・金田・後藤・福徳・村純のグループ、川島・村健・谷田部のグループができ、生活していた。
亘は兄が亡くなったときから、自分が死んでも悲しむ人が少なくなるように、友達は作らないでいた。
そんな普通の日常は続かず、早くも事件が起こる。
谷田部がテニスが上手く、女子にモテ始めたことで、テニス部の先輩・青柳が谷田部をいじめ始める。
いじめるのを助けるなと青柳からテニス部4人は言われ、青柳は恐いと有名な先輩なので、逆らうわけにはいかず、助けられなかった。
5人にとってつらい毎日が続く中、ある日、青柳が谷田部を呼び出し、殴ろうとする。
そのとき、後藤が駆け付け谷田部は助かり、金田を含めた5人もその場に来た。
青柳が暴行をしていたことを知っていると言うと、青柳はその場を去っていった。
その後、泣く谷田部のそばに後藤が付き添い、2人の仲は深くなった。
☆2話
運動会が近くなり、その練習が始まった。
二人三脚の種目があり、池田・福徳、金田・川島、後藤・谷田部、村健・村純の組み合わせになる。
その練習で川島が天然だと知った金田は、川島をコンビの相方に誘い、また、村健がイケメンだと知った村純は、村健をもっとかっこよくするため、2人で買い物に出掛ける。
それをきっかけに2つのグループは1つになった。
一方、小門には初めての授業参観が迫ってきていた。
何をすれば良いか、なかなか決まらなかったのだが、坪倉にも手伝ってもらい、授業参観はは成功に終わったのだった。
☆第3話
運動会の練習が続くある日、金田は剣道場に向かった。
金田は中学最後の剣道の試合でケガをしてしまい、まだ剣道部に入っていなかったのだった。
約1年ぶりに剣道をしようとした金田だが、ケガをしたトラウマで剣道が出来なくなってしまう。
そのことを知った川島と小門は、2人で相談をすることにした。
そのことに気付いた村純の提案で、みんなで、金田がどうすれば剣道が出来るかを話し合い始める。
最終的にみんなが金田と剣道対決をすることになった。
そのおかげで金田は剣道が出来るようになり、剣道部に入った。
その放課後、村健は自分の病院で亘を見つける。
‐
最初のコメントを投稿しよう!