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☆4話
残念ながら準優勝で終わった2組の運動会。
その途中で村純は、池田の父がリストラされ、仕事が見つからないことから、池田の母が家を出ていったことを知る。
また、村健と金田は、杉山に話を聞きにいき、亘の兄が亡くなっていたことなどを知った。
数日後、亘のことをみんなが知り、“亘と仲良くなろう作戦”が始まる。
なかなかその作戦が進まない中、坪倉はあることを思い出し、それを小門に話す。
実は坪倉は、小学生まで孤児院で暮らしていた。
このことは小門も知っていたが、坪倉が思い出したのは、孤児院で暮らしていたときに仲が良かった男の子がいたことで、その子に会いたいという話だった。
次の日、作戦中の村健は、亘の家まで後をつけることにした。
亘の家の前の道で、亘の気持ちを深く理解した村健は、涙ながらに亘を説得し、2人は友達になった。
こうして、2組は全員が仲良くなった。
☆第5話
合唱コンクールの話とともに、小門から遠足のお金を集めるという話が出た。
池田の父はまだ働いておらず、遠足に行くお金があるのかどうか、池田と村純は心配する。
そんな中、池田の父が毎日酔い潰れて帰ってくるようになり、さらに母は離婚届けを持ってくる。
村純もそのことを知った次の日の七夕の夜、村健の提案で村上総合病院の屋上で、星を見ることになった。
短冊を書いたりして楽しく過ごす9人。
その途中、池田はみんなにも今の自分の状況を話した方が良いんじゃないかと思う。
村純に背中を押され、池田はそのことをみんなに話した。
みんなは驚いたが、どうすれば解決するか、話し合いを始める。
その結果、小門が池田の父と話す、という作戦に決まった。
2日後、その作戦の実行日。
池田と小門だけが池田の家に入り、家庭訪問ということで、池田の父と小門は話し始める。
小門が少しお願いを言うと、池田の父は自ら話をしてくれた。
大切な池田を守らないといけないというプレッシャーから、酔い潰れてしまったということだった。
その話を廊下から聞いていた池田も父の気持ちを理解し、涙を流す。
久しぶりに親子の愛情を確かめ合った池田と父。
みんなもそれを聞き、喜ぶ。
数日後には池田の父の仕事が見つかったと池田が村純に報告する。
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