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屋上で俺は友達に
「中村梓可愛くね?」
と聞かれた。
「あれ髪の毛サラサラだし」
友達の目は
キラキラと目が輝いていた。
「確かに。でも何かもうウザくなってきた。」
俺はそういった。
「え~なら隣り代われしぃ」
「嫌だ。」
「何なんだよ。」
苦笑されながら言われた。
俺は
「べっつにぃ~」
と言って色々会話を続けた。
するとチャイムがなる。
教室に戻らなきゃと想い戻る。
教室に行くと君が笑って居た。
****
ガールズトークで盛り上がる中
好きなタイプの話しに持っていかれた。
「梓から時計回りで話してこ~」
笑い飛ばしに言う皆の
ノリに合わせて
話し出す。
「まずは手が綺麗な人で…」
「もしや手フェチかぁ~?」
芥川友愛って子に聞かれる
「うん。でも手より背中が少し広くて…っ筋肉が程よくついててっ…」
「うん。うん。」
「まず盗み聞きしない人が妥当かな。」
私は笑顔で中村君のほうを見て言う。
そう…盗み聞きをしていたから。
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