case3 山の熊さん後編

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与作の目の前には茶色い毛の小さな 生き物がいた 与作:ふぇ・・・、 こんな森にも熊がいたんだな・・・初めて見た 与作は特に恐れる様子もなく子熊に近づき頭を撫でた すると子熊も危険がないと分かったのか与作に 近づき体をすり付けてきた 与作:おっ! かわいいなぁこいつ~ 与作は帰ることを忘れ 子熊とじゃれ合っていた ???:おいっ! お前そこで何しとんだ? 突然声がして与作が 振り向くと猟銃を持った男が立っていた 猟師:お前、 それ熊じゃないのか!? 与作:大丈夫だよ! まだ子供だ 猟師:いや、 今頃親熊が探してるかもしれん 早いとこ逃げた方が良い! 与作:こいつを置いていくのか? 可哀想だろこんな大雪の中 猟師:お前がそうしないなら 猟師は猟銃を子熊に構えた 与作:お・・・おいっ! 何やってんだ!? 殺す気か? 猟師:そうしなければ俺達だけでなく村にまで 親熊が襲って来るかもしれないんだぞ!!
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