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与作の目の前には茶色い毛の小さな
生き物がいた
与作:ふぇ・・・、
こんな森にも熊がいたんだな・・・初めて見た
与作は特に恐れる様子もなく子熊に近づき頭を撫でた
すると子熊も危険がないと分かったのか与作に
近づき体をすり付けてきた
与作:おっ!
かわいいなぁこいつ~
与作は帰ることを忘れ
子熊とじゃれ合っていた
???:おいっ!
お前そこで何しとんだ?
突然声がして与作が
振り向くと猟銃を持った男が立っていた
猟師:お前、
それ熊じゃないのか!?
与作:大丈夫だよ!
まだ子供だ
猟師:いや、
今頃親熊が探してるかもしれん
早いとこ逃げた方が良い!
与作:こいつを置いていくのか?
可哀想だろこんな大雪の中
猟師:お前がそうしないなら
猟師は猟銃を子熊に構えた
与作:お・・・おいっ!
何やってんだ!?
殺す気か?
猟師:そうしなければ俺達だけでなく村にまで
親熊が襲って来るかもしれないんだぞ!!
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