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放課後…――
教室で特にすることもなく窓から外を眺めている女の子。
毎日放課後になると1人でいる。
すると誰かが教室にやってきた。
ガラッ――――
?「魅紅(みく)、かーえろっ」
魅紅「ひゃっ…蒼(そう)かぁ、びっくりした」
蒼「俺以外誰がいるんだよ。魅紅を迎えにくるのは俺だけなんだからな♪」
魅紅「……/////」
蒼は魅紅の彼氏で付き合ってもう2ヶ月。
時が経つのって早い。
魅紅「ねぇ、蒼は私のどこが好きなの?」
魅紅はふと思った疑問を聞いてみた。
蒼「全部に決まってんだろ?」
魅紅「そうじゃなくて…////具体的にどこが好きなの?」
蒼「難しいなぁ…。しいて言えば…可愛くて、頭がいい自慢の彼女だなっ!」
魅紅「…………!…ありがとー…」
それを聞いた魅紅は落ち込んだ。
だけど笑って一緒に帰り、家に帰って部屋にこもり蒼のことを考えて泣いた。
沢山泣いて、泣き疲れて寝てしまった。
次の日、魅紅は蒼を呼び出した。
魅紅「…蒼、話があるの…」
蒼「ん?魅紅が話って珍しいよな」
魅紅「あ、あのね…」
蒼「ん?」
魅紅「……私達、別れよう」
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