恋愛論

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
  放課後…―― 教室で特にすることもなく窓から外を眺めている女の子。 毎日放課後になると1人でいる。 すると誰かが教室にやってきた。 ガラッ―――― ?「魅紅(みく)、かーえろっ」 魅紅「ひゃっ…蒼(そう)かぁ、びっくりした」 蒼「俺以外誰がいるんだよ。魅紅を迎えにくるのは俺だけなんだからな♪」 魅紅「……/////」 蒼は魅紅の彼氏で付き合ってもう2ヶ月。 時が経つのって早い。 魅紅「ねぇ、蒼は私のどこが好きなの?」 魅紅はふと思った疑問を聞いてみた。 蒼「全部に決まってんだろ?」 魅紅「そうじゃなくて…////具体的にどこが好きなの?」 蒼「難しいなぁ…。しいて言えば…可愛くて、頭がいい自慢の彼女だなっ!」 魅紅「…………!…ありがとー…」 それを聞いた魅紅は落ち込んだ。 だけど笑って一緒に帰り、家に帰って部屋にこもり蒼のことを考えて泣いた。 沢山泣いて、泣き疲れて寝てしまった。 次の日、魅紅は蒼を呼び出した。 魅紅「…蒼、話があるの…」 蒼「ん?魅紅が話って珍しいよな」 魅紅「あ、あのね…」 蒼「ん?」 魅紅「……私達、別れよう」  
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!